スタートブック マンガで分かる法学

刑法編 Lesson02 故意

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刑法
刑法02
故意
狙った相手以外に弾が当たってしまったら?
狙った相手以外に弾が当たってしまったら?
刑法 02 要点まとめノート
マンガのように、故意の内容(ゴーストに射撃して殺傷すること)と実際に発生した結果(無関係の通行人を殺傷すること)が異なる場合、通行人に対する故意は認められますか?
Q1
A 判例は、故意の内容と、実際に発生した結果(思っていたのとは違う結果)が、同一の構成要件内(同一の犯罪内)に収まっている場合は、故意が認められるとしています(最判昭53.7.28)。ある犯罪の故意を有しているなら、たとえ思っていたのとは違う結果を発生させたからといって故意を否定するべきではないからです。ちなみに、この場合を具体的事実の錯誤さくごと呼んでいます。
 マンガでは、通行人に対する殺人の故意が認められそうです。なお、通行人はおそらく死亡していないので、最終的には殺人未遂罪となるでしょう。