昇任試験合格体験記(Case220)

やる気は、やればやるだけ溢れるもの

昇任試験合格体験記(Case220)

やる気は、やればやるだけ溢れるもの  Tさん 巡査部長 31歳

1 試験に臨むに当たっての決意
 2024年に7回目の試験だったのですが、初めて最終合格を視野に入れて勉強を始めました。しかし、最終で落ちてしまい、悔しさとともに、試験に関する知識だけでなく巡査部長として必要な知識や器を獲得しなければと考え、公論などを活用して見識を広める努力をし、「次の試験で絶対に合格する」と強い気持ちで試験に臨みました。

2 周囲からの励ましの言葉等
 私が勉強する姿を見て、上司や同僚が「次は絶対受かるね」「来年から頼んだよ部長」と声を掛けてもらい、モチベーションになりました。

3 勉強時間のつくり方
 私は恵まれていて、今の部署はさほど忙しくない部署で、勤務時間でも勉強時間を多く確保できました。

4 警察公論を選んだ理由
 新任の頃の上司の勧めです。「試験以外でも勉強になることが書いてあるよ」と言われて選びました。当時は試験のことなどあまりよく考えておらず、公論を開くことはほとんどありませんでしたが、今ではその上司の言葉の意味がよく分かります。
 後輩には是非公論をお勧めしたいと思います。

5 SA対策
 合格した年はSA免除だったので、前年のSA対策についてお話ししますと、試験の約1か月前から勉強を開始しました。
 法学については、大型付録のSA集を3年分ひたすら解きました。また、SA集に載っていた準現行犯逮捕の解説は、論文試験でも実務でも必要な知識なので、覚えておきました。
 実務についても、法学と同じく、SA集をひたすら解きました。実際の業務をイメージしながら解くと身に付きやすいです。
【警察公論の活用方法】
 Winは試験対策で使用していませんでしたが、毎月届くので、これを活用すれば、余裕を持って合格できたと思います。大型付録のSA集は、試験対策において大変役立ちました。

6 論文対策
 2024年に最終で落ちた時は、論文試験の約1か月前から勉強を始めましたが、今回は半年くらい前から勉強しました。
 当県は、法学は①逮捕種別の判断、②警職法2条~7条のいずれか、が出題されるので、大型付録の論文問題集を自分なりにアレンジして覚えました。
 実務については、論文問題集と自県で出されている資料を読んで勉強しました。
【警察公論の活用方法】
 裁判例は、実務でも試験でも役立つと思い、よく読んでいました。大型付録の論文問題集は、試験対策において大変役立ちました。

7 アプリの活用方法
 アプリは使わず書籍で勉強しました。

8 面接試験対策
 それぞれの部門における重点目標や現在話題になっている事柄を確認しました。また、自信の無さそうな表情・声・動作が出ないよう対策しました。
 試験本番では、質問全てに完璧に答えた時に、「よく勉強してるね」と言われたことが印象に残っています。

9 不合格の年との違い
 論文対策にかける時間が大きく違ったと思います。論文試験は、幅広い知識が必要になるので、1つの科目でも、なるべく多くの分野を勉強し、より多くの知識を身に付けました。

10 応援していただいた方へのメッセージ
 最終合格発表があったその日に、かつての上司や同僚、同期から電話やメールをいただき、非常に嬉しかったです。この先一緒に仕事をする機会があれば、成長した姿を見せられるよう、日々精進して参ります。

11 後に続く読者へのメッセージ
 昇任をすれば、もちろん責任が少しばかり大きくなりますが、その分業務の幅が広がり、やりがいや自分自身の成長にもつながります。
 「作業興奮」という現象のように、「やる気」というものは、やればやるだけ溢れてきます。まずは5分でもいいので取りかかってみましょう。身に付いた知識は、試験合格だけではなく、自信にもつながり、さらに執行力の向上につながるという好循環をもたらします。
 昇任後の活躍している自分をイメージしながら頑張ってください。

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