法学論文の書き方講座 「刑法の事例問題」

法学論文の書き方講座

法学論文の書き方講座 「刑法の事例問題」

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作業の順番
❶ 問題文を読む。
❷ 論点を見つける。
❸ 答案構成を考える。
❹ 答案を書く。
例題
甲は、窃盗目的でA宅に侵入し1、現金3万円を窃取した2ところで、帰宅したAに発見されたが、さらに多額の現金を奪おうと決意し3、台所にあった果物ナイフをAに突き付けて「騒ぐな。金を出せ。」と脅し、Aが所持する財布から2万円を奪った4。甲の刑責について述べなさい。

 

❶ 問題文を読む
刑法の事例問題では、通常、行為者(犯人)の刑責(何罪が成立するか)が問われます。行為者の刑責を導くためには、行為者の行動を全てチェックしてください。

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❷ 論点を見つける
本問で最も重要な論点は34の擬律判断です。すなわち、「強盗罪と事後強盗罪のいずれを構成するか」が最重要論点となりますので、答案では両罪の構成要件とその関係(区別の仕方)を中心に論じます。
その際、甲が先に行った窃盗3と、これに引き続いて行った34の行為がどのような関係となるのかにも注意してください。

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