昇任試験合格体験記(Case221)

国民のために質の高い仕事を

昇任試験合格体験記(Case221)

国民のために質の高い仕事を  Tさん 警部補 39歳

1 試験に臨むに当たっての決意
 28歳で拝命したので、40歳までには警部補になると決めていました。昇任しない、だらしない巡査部長の先輩方と同じレベルで仕事をしてはダメだと思ったからです。

2 周囲からの励ましの言葉等
 3年前から勉強していたので、「心配せずとも合格できる」と言ってもらっていました。若い幹部からは、特に「一緒にやろう」と言ってもらいました。

3 勉強時間のつくり方
 「出勤してすぐ5分、昼・夜ご飯に“ながら勉強”、コーヒーブレイクで10分」を3年間やりました。
 とにかく、すき間時間に、一問一答、毎月のSA50問を中心にSA対策をしました。
 自分の場合は、ダラダラと長く時間をかけるのは長続きせず、短い時間で数問やるというスタンスが合っていました。ケイタイをつつく時間と勉強は半々でした。

4 警察公論を選んだ理由
 巡査部長試験のときに、他社の雑誌を使って勉強していましたが、SA試験の2か月前に公論のSA問題集(大型付録)を買ってみたところ、自分の理解度が上がりました。解説が分かりやすく、今回の警部補試験も、公論一択でした。
 実際の試験問題も、公論の過去問や毎月のWinの問題で見たことのあるものが多かったです。

5 SA対策
 3年前から、長い目で見て勉強を始めました。試験対策というよりも、日々の業務の質を上げようとして始めました。
 法学については、毎月のWinの問題を2回は解くようにしました。わざと六法を開く、ケイタイで調べるといった作業を挟んで、脳に焼き付けるようにしていました。
 繰り返していれば、「あ、同じ問題をやったな」と思い出すことができます。
 実務については、時事ネタと法改正を気にしていました。
 その他は、何度も間違える問題のポイントをノートに書き出し、“エラー集”を簡単に作ってみました。
【警察公論の活用方法】
 読み物として、毎月楽しみにしていたので、全ページ読んでいました。
 懸賞を目当てにすぐに解き、次にSA50を解きました。SA50は3か月後にもう一度解いて、問題を目と脳に覚えさせました。
 実務としても役立っていて、特に、法学のマンガ冊子(付録)で何度も勉強しました。絵の印象で問題と知識が結びつきました。
 でる順SA(大型付録)は、SA試験の半年前から、何度もループして解きました。5周はしました。一問一答(付録)は、食事中や子供の送迎の合間などのすき間時間でパラパラ見ていました。扱いやすくて便利でした。

6 論文対策
 SA試験後から始めました。ただし、論文対策の大型付録は、1年前から、SAの勉強に飽きたら読んで、SAの理解を深めるのに利用していました。
 ノートを作るのは時間のムダであると教えてもらいましたし、自分でも面倒だと感じるので、論文対策の大型付録を読み込みました。自分のオリジナル答案を作ると、ポイントがズレますし、簡潔にまとまらないと感じていました。
 法学の試験対策としては、法学のマンガ冊子(付録)が一番良かったです。よくまとまっていて、ポイントが分かりやすく書いてありました。法改正もチェックしておきました。
 実務についても、基本的な勉強方法は法学と同じですが、実務は皆、同じように書けるものだと思っていたので、法学と管理論文を重点的にやりました。
【警察公論の活用方法】
 付録は、論文対策の大型本と管理論文対策の2冊をひたすら読んで合格しました(論文対策の大型付録は、2周はしました。)。
 実際の管理論文の試験では、7割は管理論文対策の付録をベースにし、3割は自分の考えや幹部の指示を混ぜて回答しました。
 なお、Winの論文問題は、試験前にひたすら読んでいました。

7 アプリの活用方法
 アプリは一切使っていません。目が疲れる中年なので、本が目に優しいです。

8 面接試験対策
 実際の試験では、姿勢良く、ハキハキと、短く回答することを心掛けました。
 警部補として、自分がやりたいことを伝えましたが、変に対策をして、ウソをついたり格好良くしたりするのはダメだと思っていたので、その時に聞かれたことに誠実に回答しました。
 印象に残ったのは、自県の未解決事件について聞かれたことです。昇任してからのビジョンをしっかり持っているかを見極めているように感じました。

9 不合格の年との違い
 巡査部長は3回目、警部補は1回で合格しました。
 不合格の時との違いは、「絶対やる」と決めて勉強しているかどうかです。自分に甘くダラダラ勉強していたり、独自ノートを作ったりしている人は、ほぼ不合格の印象でした。

10 応援していただいた方へのメッセージ
 小学生・中学生の娘と息子に、パパがしっかり勉強しているところを示せました。我が子と共に、自主学習に励んだ成果です。

11 後に続く読者へのメッセージ
 なかなか合格しない方、ただ参考書を買っている方もいると思います。
 良い仕事、質の高い仕事をするためには、昇任試験を突破するガッツが必要です。
 本気で勉強するのが「格好悪い」「時間がない」と思っていませんか?
 勉強も昇任も、自分のため、国民のためです!
 とにかく、全員が質の高い仕事をしましょう。

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